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履歴書・職務経歴書 7分で読める

履歴書の趣味・特技欄の書き方|例文16と職種別の寄せ方・NG例

履歴書の趣味・特技欄の書き方を例文16本つきで解説。「趣味名+具体化する一言」の基本形、職種別の寄せ方、書いてはいけないNG例、面接で話題にされたときの答え方まで。厚生労働省の履歴書様式例には趣味欄がないこと(=欄がなければ書かなくてよい)も含め、実務的にまとめました。

30秒でわかる結論

  1. 趣味・特技欄は合否を決める欄ではなく、人柄と会話のきっかけを作る欄。気負わなくてよい
  2. 書き方の基本形は「趣味名(具体化する一言)」。「読書」でなく「読書(月5冊・ミステリー中心)」
  3. 厚生労働省の様式例に趣味・特技欄はない。欄のない履歴書なら書かなくてよい
  4. NGは「特になし」・ギャンブル・政治宗教・嘘の4つ
  5. 面接で聞かれたらきっかけと続けている理由を30秒で。仕事に無理につなげなくてよい

趣味・特技欄は何のためにあるのか

採用担当者はこの欄で合否を決めません。読まれ方は主に3つです。

  • 人柄の補足材料:職歴と志望動機だけでは見えない、その人の日常や継続力が伝わる
  • 面接の話のきっかけ:冒頭の緊張をほぐす雑談の入口としてよく使われる
  • 準備の丁寧さの確認:空欄や「特になし」は、書類全体の印象を下げる

つまり「減点されない程度に、会話が生まれる一言を書く」のがこの欄の正解です。自己PRの主戦場は職務経歴書側(強みの見つけ方)なので、ここで無理に売り込む必要はありません。

前提:厚生労働省の様式例に趣味・特技欄はない

意外に知られていませんが、厚生労働省が公表している履歴書の様式例に趣味・特技欄はありません(学歴・職歴、免許・資格、志望動機、本人希望記入欄などで構成されています)。趣味・特技欄があるのは、市販の履歴書や転職サイトのテンプレートの一部です。

ここから言えることは2つあります。欄のない様式を使うなら書かなくてよいこと、そして欄のある様式を選んだなら空欄にしないことです。欄が埋まらないほど思いつかない場合は、様式を変えるという解決策もあります。

書き方の基本形:「趣味名+具体化する一言」

単語だけで終わらせず、頻度・年数・数字・ジャンルのどれかで一言具体化するのが基本形です。具体化があると事実らしさが出て、面接官が質問しやすくなります。

単語だけ(弱い) 具体化した書き方(強い)
読書読書(月5冊ほど。ミステリーと新書中心)
ランニングランニング(週2回・5年継続。ハーフマラソン完走2回)
料理料理(平日の作り置きが習慣。最近は低温調理を研究中)
旅行国内旅行(47都道府県のうち38県を訪問)
映画鑑賞映画鑑賞(年50本ほど。鑑賞記録をアプリで管理)
キャンプキャンプ(月1回。ソロ・ファミリー両方)
筋トレ筋トレ(ジム通い3年目・週3回)
音楽ピアノ(子どもの頃から15年。今も月2回レッスン)

特技欄も同じ発想で、「特技名+根拠になる一言」が基本形です。特技の見つけ方と例文は特技の書き方(例文30)で詳しく解説しています。趣味がどうしても思いつかない場合は趣味がない場合の書き方を参照してください。

職種に「寄せる」なら、こじつけずに選ぶ

趣味を無理に仕事へこじつけると(「テレビ鑑賞=情報収集力」など)、かえって不自然です。寄せるなら、手持ちの趣味の中から応募先と相性のよいものを選ぶだけで十分です。

  • チームで動く職場(営業・販売など):フットサル、バンド活動など人と関わる趣味が好相性
  • コツコツ型の職種(事務・経理・エンジニアなど):継続系の趣味(ランニング5年、家計簿10年)が誠実さと相性がよい
  • 体力を使う職種(施工管理・介護・物流など):スポーツ・アウトドア系は体力面の安心材料になる
  • クリエイティブ職:制作系の趣味(写真・DTM・ブログ運営)は話が広がりやすい

該当がなければ普段の趣味をそのまま書いて構いません。この欄で無理をするより、自己紹介や志望動機に力を入れる方が効果的です。

避けるべきNG4つ

  1. 「特になし」・空欄:唯一書いてはいけない答え。日常の習慣(散歩・料理・ラジオ)まで広げれば必ず何か見つかります
  2. ギャンブル系:パチンコ・競馬・麻雀(賭けを伴う印象のもの)は、事実でも避けるのが無難
  3. 政治・宗教に関わる活動:思想信条は採用選考で本来考慮されない事項であり、書く必要も書くメリットもありません
  4. 嘘・盛り:面接の雑談で最も簡単に露呈します。「趣味は読書」と書いて最近読んだ本を聞かれ答えられない、が典型例です

お酒(晩酌)やゲームは一律NGではありませんが、書くなら「クラフトビールの飲み比べ(記録50種)」「ゲーム(パズル系。攻略手順を考えるのが好き)」のように、節度と知的な関心が伝わる形にしましょう。

面接で趣味を聞かれたときの答え方

面接官が趣味に触れるのは、緊張をほぐしたい・素の人柄を見たいのがほとんどで、圧迫の意図はまずありません。準備しておくのは次の3点だけで十分です。

  • 始めたきっかけ(1文)
  • 続けている理由・面白さ(1〜2文)
  • 最近の具体的な話題(最近読んだ本、直近の大会、最近作った料理など)

合計30秒ほど、笑顔で自然に話せればこの欄の役割は完了です。無理に「この趣味で培った◯◯力を仕事に…」とつなげる必要はありません。会話が弾むこと自体が、コミュニケーション力の証明になります。

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よくある質問

趣味・特技欄は選考に影響しますか?

合否を直接左右する欄ではありませんが、人柄を伝える材料と面接での会話のきっかけとして読まれます。空欄や「特になし」は準備不足の印象につながるため、簡潔にでも埋めるのが基本です。

履歴書に趣味・特技欄がない場合は書かなくてよいですか?

書かなくて構いません。実は厚生労働省が公表している履歴書の様式例に趣味・特技欄はなく、欄があるのは市販や転職サイトの様式の一部です。欄のない様式を選ぶこと自体も問題ありません。

趣味と特技はどう違いますか?

趣味は「好きで続けていること」、特技は「人より上手にできること・再現性のあるスキル」です。同じ活動でも書き方が変わります(例:ランニングが好き=趣味、フルマラソン完走の記録がある=特技寄り)。両方の欄がある様式では、重複させず役割を分けると効果的です。

書かない方がよい趣味はありますか?

ギャンブル系(パチンコ・競馬など)、政治・宗教に関わる活動、危険な印象を与えかねないもの、「特になし」は避けるのが無難です。また事実でないことを書くと面接の雑談で簡単に露呈するため、盛るのもやめましょう。

面接で趣味について聞かれたら何を答えればよいですか?

面接官が趣味を聞くのは緊張をほぐす目的と人柄の確認がほとんどです。書いた内容について「始めたきっかけ・続けている理由・最近の話」を30秒ほどで自然に話せれば十分で、無理に仕事に結びつける必要はありません。

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