当ページには広告(PR)が含まれます
履歴書・職務経歴書 15分で読める

看護師の志望動機・転職理由の書き方|転職先の類型別の型と、夜勤・人間関係を理由にするときの言い換え

看護師の志望動機は「患者に寄り添いたい」では応募先を選んだ理由になりません。夜勤・人員不足・人間関係・育児との両立といった転職理由を目的の形に言い換える表、病院・診療所・訪問看護・介護施設の種別ごとに接続すべき内容、病棟から訪問看護へ/病院からクリニックへの文例、面接で深掘りされる3つの質問、復職時のナースセンター届出までまとめました。

30秒でわかる結論

転職理由は「不満」から「次で担いたい看護」へ変換する。夜勤がつらい、をそのまま書かず、日勤帯でどんな患者にどう関わりたいかに置き換えます。

志望動機は転職先の類型に接続する。病院・診療所・訪問看護・介護施設は施設としての役割が違うので、求められる看護も違います。

夜勤・オンコールの可否は志望動機に混ぜず、条件として数字で書く。書いた受け持ち人数や件数は、面接で必ず聞かれます。

転職理由を「不満」から「目的」へ変換する

看護師の転職理由で多いのは、夜勤の負担、人員不足による残業、急性期の忙しさ、人間関係、結婚・出産・育児との両立、同じ病棟にいてスキルが広がらない、といったものです。どれも現場で実際に起きていることですが、そのまま書くと「前の職場がつらかった」という話で終わり、応募先にはあなたを採用する理由が残りません。

やることは単純で、「何がつらかったか」を「次でどんな看護をしたいか」に置き換えるだけです。事実は変えません。書く角度を変えます。

よくある転職理由 書類に書く形
夜勤がつらい日勤帯で同じ患者を継続して見られる外来・クリニック・訪問看護で、病棟で身につけた観察と処置の経験を活かしたい(夜勤の可否は条件欄に別途明示)
人員不足で残業が常態化している受け持ち人数と記録の時間が確保された体制で、退院支援や家族指導まで含めた看護に時間を配分したい
急性期の忙しさについていけない回復期・慢性期で、一人の患者に時間をかけてADLの回復と在宅復帰まで関わりたい
人間関係がうまくいかない申し送りと記録の時間が確保され、医師・リハビリ職・介護職と情報共有の仕組みがある体制のなかで働きたい(体制の事実に言い換える)
結婚・育児と両立できない勤務時間を固定できる環境で長く勤め、外来や在宅での継続的な関わりに経験を活かしたい(曜日・時間は条件欄に明示)
同じ病棟にいてスキルが広がらない複数診療科の外来、在宅、救急など応需の幅がある環境で、処置と判断の幅を広げたい

注意したいのは、置き換えた内容が応募先で実際にできることかどうかです。「日勤帯で継続して患者を見たい」と書いたのに、応募先の求人票が2交替の病棟であれば、志望動機として成立しません。病床数・診療科・看護体制、訪問看護なら対応エリアとオンコール体制を、求人票と施設の公開情報で先に確認してください。

夜勤・両立の希望は「条件」として切り出す

夜勤ができない、土日は勤務できない、といった事情は、志望動機のなかで理由として語るより、勤務条件の欄に数字で書くほうが選考が早く進みます。「夜勤:不可(2027年4月以降は月2回まで可)」「勤務可能:月〜金 8:30〜17:30」のように書きます。志望動機には、その条件のなかでどんな看護を担いたいかだけを書きます。条件と動機を分けると、読み手は「条件が合うか」と「何ができる人か」を別々に判断でき、どちらかが曖昧なために見送られることが減ります。

在籍期間の短い職歴がある場合

在籍が短い職歴がある場合、理由を伏せると面接で必ず聞かれます。書類の段階で一行だけ事実を書いておくほうが、読み手の引っかかりは小さくなります。「病棟再編にともなう配置転換のため」「配偶者の転勤のため」のように経緯を短く置き、反省文を混ぜないことが大切です。回数が多い場合の整理のしかたは転職回数が多いときの履歴書の書き方にまとめています。

転職先の類型別:志望動機で接続すべきポイント

「看護師として貢献したい」「患者に寄り添いたい」が通らないのは、転職先の類型ごとに求められる看護が違うからです。看護師の仕事は、法律上は「療養上の世話」と「診療の補助」の2つですが、その2つの比重と判断の仕方は、施設の種別によって大きく変わります。しかも病院・診療所・訪問看護・介護施設といった種別は、法律で線引きが決まっています。先に種別を押さえると、志望動機で何を書くべきかが見えてきます。

施設の種別は法律で決まっている

類型 どんな施設か
病院20人以上の患者が入院できるベッドを持つ施設
診療所(クリニック)入院のベッドがない、または19人以下の患者しか入院させられない施設。美容クリニックもここに入る
訪問看護ステーション自宅で療養する人のところへ看護師が出向き、療養上の世話と診療の補助を行う。介護保険で使う訪問看護と医療保険で使う訪問看護があり、いずれも主治医が訪問看護の必要を認めた人が対象
特別養護老人ホーム入所定員30人以上の特別養護老人ホームで、介護・機能訓練・健康管理・療養上の世話を行う施設(介護保険では「介護老人福祉施設」と呼ばれる)
介護老人保健施設心身機能の維持回復を図り、自宅での生活に戻れるよう支援する施設。看護、医学的管理の下における介護、機能訓練、必要な医療を行う
介護医療院主として長期にわたり療養が必要な要介護者に、療養上の管理・看護・医学的管理の下における介護などを行う施設
有料老人ホーム入居者に介護・機能訓練・療養上の世話を提供する施設(介護保険では「特定施設」と呼ばれる)

特別養護老人ホームの役割は「健康管理と療養上の世話」、介護老人保健施設は「看護と、医学的管理の下での介護・機能訓練・必要な医療」、介護医療院は「療養上の管理と看護」と、それぞれ違います。同じ「介護施設の看護師」でも、施設の役割が違えば、求められる判断も違います。老健なら在宅復帰、介護医療院なら長期療養、特養なら生活の場での健康管理と看取り、という軸です。志望動機で「介護施設で働きたい」と一括りにせず、どの種別のどの機能に自分の経験を接続するかまで書くと、調べて書いたことが伝わります。

類型別:接続すると読まれる内容

応募先 接続すると読まれる内容
急性期病院急変対応と重症度の高い患者の観察、受け持ち人数、扱った医療機器と処置、夜勤の回数と体制、委員会・新人教育の担当
回復期・慢性期病院ADL評価、リハビリ職との連携、退院支援と家族指導、長期入院患者の褥瘡・栄養管理、看取りの経験
クリニック(無床診療所)外来での採血・点滴・検査介助の速さ、その診療科の処方と検査への理解、受付・電話・予約など診療補助以外の業務への抵抗のなさ、少人数で回した経験
訪問看護ステーション単独で判断した場面、主治医・ケアマネジャーとの連絡調整、在宅での医療処置(点滴管理・褥瘡処置・ターミナルケア)、運転免許の有無、オンコール対応の可否
介護施設(特養・老健・有料)医師が不在の時間帯の判断と医療機関への連絡、服薬管理、介護職員への指導と協働。老健なら在宅復帰支援とリハビリ職との連携、特養なら看取り
保育園・企業(産業保健)小児の体調変化への対応と保護者対応、感染症対策/健康診断の事後対応、保健指導、面談記録。看護師が1人配置になることが多いので、自分で判断して記録を残せる根拠
美容クリニック自費診療で患者が顧客でもあることへの理解、カウンセリングと接遇、施術介助、医師の指示下で行った処置の経験、皮膚科・形成外科の経験があればその内容
治験(CRC)・企業手順どおりに正確に記録・報告した経験、説明と同意の場面に関わった経験、医師・患者・依頼者の間に立った調整、PC作業への習熟

訪問看護は「単独の判断」と「連携」の両方を書く

訪問看護は、自宅で看護師が行う療養上の世話と診療の補助で、医師の指示で動く点は病棟と同じです。違うのは、その場に医師も他の看護師もいない点です。志望動機では、病棟で自分が判断して医師に報告した場面と、退院支援や家族指導で多職種と調整した場面の両方を書くと、訪問看護に必要な2つの力が伝わります。介護保険の訪問看護と医療保険の訪問看護のどちらの利用者が多いかは事業所で違うので、応募先の対象者の傾向も確認しておきます。

応募先の内情を調べてから書く

志望動機を具体的にする最短の方法は、応募先がいま何に力を入れているかを調べて、そこに自分の経験を接続することです。病院なら病床機能と診療科、看護体制。訪問看護なら対応エリア、ターミナルケアへの対応、オンコール体制。介護施設なら種別と、医師・看護師が配置されている時間帯。求人票と施設の公開情報で確認できることは多くあります。

一方で、求人票の「夜勤月4回程度」が実際に何回になっているか、「オンコールあり」が月に何回当たり、実際に出動する頻度はどれくらいか、は外からは分かりません。分からないまま志望動機に「オンコールにも積極的に対応したい」と書くと、面接の条件確認で噛み合わなくなります。

記入例:病棟から訪問看護へ/病院からクリニックへ

類型の違いが志望動機にどう表れるかを、2つの文例で示します。数字はすべて自分の経験として面接で答えられる範囲に収めてください。

記入例1(急性期病棟から訪問看護ステーションへ)

急性期病院の消化器内科・外科混合病棟で6年間勤務し、日勤では受け持ち患者7〜8名、夜勤は2交替・看護師3名体制で月4回を担当してきました。直近2年は病棟の退院支援担当として、在宅へ戻る患者さんのご家族へのストーマ管理・経管栄養の指導と、ケアマネジャー・訪問看護師を交えた退院前カンファレンスに年20件ほど関わりました。退院後の生活を病棟からは見届けられないことが、訪問看護に進みたいと考えた理由です。貴ステーションは終末期の方の在宅看取りに対応されていると伺っています。病棟で看取りに立ち会った経験と、退院支援で培った多職種との調整を、ご自宅での療養を支える側で活かしたいと考えています。普通自動車第一種運転免許(AT限定)を保有しており、オンコールは月4回程度まで対応可能です。

記入例2(総合病院の外来から内科クリニックへ)

総合病院の内科外来で4年間勤務し、1日平均120名前後の外来患者の採血・点滴・心電図などの検査介助と、糖尿病外来での療養指導を担当してきました。外来では一人の患者さんと関われる時間が限られ、生活の変化を継続して追えないことに課題を感じていました。貴院は内科・糖尿病内科を標榜され、栄養指導と継続的な療養指導に力を入れておられると拝見しました。外来で身につけた検査介助の速さと療養指導の経験を、同じ患者さんを長く診るクリニックの体制で活かしたいと考えています。受付や電話対応など診療補助以外の業務も担当する前提で応募しております。勤務は貴院の診療日に合わせて月〜土で対応でき、日勤のみを希望します。

どちらも、経験の事実(数字)→感じていた課題→応募先について確認した事実→接続→勤務条件の順で書いています。前職の環境を悪く書いた箇所はなく、課題は自分の視点で書いています。実績を数字に置き換える手順は実績を数字で書く方法、職務経歴書本体の構成は看護師の職務経歴書の書き方で扱っています。

夜勤・人間関係・両立を理由にするときの書き方

夜勤や人間関係、家庭との両立を理由にすること自体は、不自然でも失礼でもありません。問題になるのは、それが志望動機の全部になっている場合と、前職の批判の形になっている場合です。

  • 夜勤:「夜勤がつらいから」ではなく、「夜勤のある病棟で6年勤めたうえで、日勤帯で継続的に患者を見る働き方に移りたい」と書きます。夜勤の経験は経験として書き、今後の可否は条件欄に回数と時期で書きます。
  • 人間関係:感情を避けて体制の事実に言い換えます。「師長と合わなかった」ではなく「看護師2名で40床を見る夜勤体制が続き、申し送りと記録に時間を割けなかった」のように書けば、前職の批判にならず、次に求める体制の説明になります。
  • 両立:時短、日勤のみ、土日休みは条件欄に明示して構いません。志望動機では、その条件のなかで何を担えるかを書きます。出産後の復帰の段取りは出産・育児からの復帰転職で整理しています。

条件を固定したまま働く方法として、派遣や単発で勤務する選択肢もあります。看護師が派遣で働ける場所の線引きは看護師の派遣・単発はどこで働けるかにまとめています。

条件を出す前に見る相場:年収・残業・求人倍率

条件欄に書く希望は、相場を知ったうえで出すと具体的になります。厚生労働省の公的統計から、看護師と准看護師の年収・月給・賞与・労働時間と、ハローワーク求人の倍率・月給をまとめました。自分の年齢帯(表3)と経験年数(表4)の列を見てから、希望年収と夜勤回数を決めてください。

転職判断の物差し

看護師・准看護師の賃金・労働時間・求人倍率

賃金・労働時間は厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(一般労働者・男女計・企業規模10人以上)、求人倍率と求人票の月給は同省の職業情報提供サイト job tag に掲載のハローワーク求人統計(令和7年度)。年収は「残業代込みの月給×12+年間賞与」の換算値です。

1. 平均の姿(この職種で働く人の真ん中あたり)

項目 看護師准看護師
年収(換算)525万円428万円
残業代込みの月給36.6万円30.3万円
残業代を除いた月給33.3万円27.9万円
年間賞与85.6万円63.7万円
平均年齢42.1歳51.8歳
平均勤続年数9.8年13.6年
月の所定内労働時間156時間159時間
月の残業時間6時間4時間
集計対象の労働者数903,060人122,920人
有効求人倍率(令和7年度)2.38倍—
求人票の月給(ハローワーク平均)26.6万円—

求人票の月給は、ハローワーク求人に書かれた賃金(下限と上限の中間値)の平均で、残業代や賞与を含みません。「残業代込みの月給」より低く出るのが普通です。求人倍率は求職者1人あたりの求人数で、1倍を大きく超えるほど「選ぶ側」に立てます(全職業の平均は1.1倍・令和7年度・職業別集計の職業計)。

2. 会社の規模で変わる額(同じ職種でもここが分かれ目)

職種 企業規模 年収(換算) 残業代込みの月給 年間賞与 月の残業 平均勤続
看護師 1,000人以上 570万円 38.7万円 105.7万円 9時間 9.8年
100〜999人 506万円 35.8万円 77万円 4時間 10.3年
10〜99人 470万円 34万円 62.4万円 5時間 8.1年
准看護師 1,000人以上 457万円 33.4万円 56.3万円 3時間 17.6年
100〜999人 431万円 30.5万円 65.3万円 3時間 14年
10〜99人 414万円 29.2万円 62.9万円 6時間 12.1年

3. 年齢別の年収(換算・万円)— 自分の年齢帯の列を見る

職種 20-2425-2930-3435-3940-4445-4950-5455-5960-64
看護師 440501491519548561578574503
准看護師 345380390395425447431474437

4. 経験年数別の月給(残業代を除く・万円)— 転職直後に提示されやすい帯

職種 0年1〜4年5〜9年10〜14年15年以上
看護師 27.830.531.532.735.9
准看護師 24.925.425.527.128.9

「経験年数」はその職種での通算年数で、会社を変えてもリセットされません。「0年」はその職種に就いたばかりの人の額です。

産業全体の働き方の目安: 医療,福祉で働く一般労働者は月に19.2日出勤し、総労働時間153.6時間のうち残業は6.7時間(全産業は19.2日・160.5時間のうち残業13.2時間)。厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和7年分結果確報」(事業所規模5人以上)。

この数字の読み方

  • 病棟から訪問看護やクリニックへ移る場合、年収の差は夜勤手当と年間賞与の分です。表2の10〜99人の列が訪問看護・クリニックに近い姿です。
  • 求人倍率が1倍を大きく超える状態なので、日勤のみ・時短などの条件を伝えて不利になる心配は小さいと言えます。条件は志望動機ではなく条件欄で明示します。

出典・取得日

取得日 2026年10月18日。統計の職業区分は記事の職種と完全には一致しません。各社の求人票の数字を読むための物差しとして使ってください。

面接で必ず深掘りされる3つの質問

書類に書いた志望動機は、面接でそのまま質問になります。次の3つは類型を問わず聞かれるので、書く前に答えを用意しておいてください。

  1. 「なぜ当院(当ステーション・当施設)なのですか」 — 同じ類型の他の施設ではなくここを選んだ理由。病床機能、診療科、看護体制、訪問エリア、看取り対応の有無、施設の種別など、調べた事実を1つ以上入れて答えます。
  2. 「前職を辞める理由は、ここでは解決しますか」 — 転職理由をそのまま裏返した質問です。解決すると言い切るより、確認したい点を逆質問の形で返すほうが誠実に伝わります。「夜勤は2交替で看護師3名体制と伺いましたが、休憩は実際に取れていますか」のように具体的に聞きます。
  3. 「夜勤・オンコールは対応できますか。条件はありますか」 — 「できます」だけで終わらせず、回数の上限、開始できる時期、家庭の事情で変わる場合の見通しを数字で答えます。訪問看護のオンコールは、待機のみの回数と実際に出動する頻度を分けて確認しておきます。

いずれも、書類に書いていない情報を新たに出す必要はありません。書類に書いた受け持ち人数や件数を、手順や判断のレベルまで一段掘り下げて話せれば十分です。逆に、書類に書いた数字を面接で答えられないと、記載そのものの信頼性が疑われます。

ブランク・復職の場合に触れておくこと

ブランクがある場合、期間と理由を事実として先に書き、復帰に向けて何をしたかを添えます。ここで1つ、看護師に固有の制度に触れておきます。

看護師・准看護師・保健師・助産師は、病院などを辞めたら、連絡先(住所・氏名など)を都道府県のナースセンターに届けておくことになっています。罰則のある義務ではなく努力義務です。ナースセンターは都道府県ごとに1つあり、看護職向けの無料の職業紹介、復職に関する情報提供・相談、訪問看護などの研修を行っています。

届けておくと復職の案内が来る仕組みなので、まだ届け出ていない場合は復職準備の一環として済ませ、ナースセンターの復職支援研修を受けた事実を志望動機に書くことができます。「2026年6月にナースセンターへ届出、同年8月に復職支援研修を受講」のように、行動の事実で書きます。ブランクの期間そのものより、復帰の準備状況が読まれます。

書く前のチェックリスト

  • 転職理由を「不満」ではなく「次で担いたい看護」の形に変換したか
  • その看護が応募先に実在することを、求人票か公開情報で確認したか
  • 応募先の類型(病院・診療所・訪問看護・介護施設の種別・保育園・企業・美容・治験)に合わせて内容を変えたか
  • 夜勤・オンコール・勤務曜日の可否を、志望動機と分けて条件として数字で書いたか
  • 人間関係の理由を、感情ではなく体制の事実に言い換えたか
  • 書いた受け持ち人数・夜勤回数・件数を、面接で口頭で答えられるか
  • 前職の批判になっている表現が残っていないか

看護師以外の職種も含めた応募書類の型は医療・介護・保育の職種別ガイドにまとめています。

あなたに合う転職エージェントを見つけませんか? 無料診断で最適なエージェントを3分で見つける →

よくある質問

看護師の志望動機に「患者に寄り添いたい」と書くのはダメですか?

それだけで終わると評価されません。看護師であれば誰でも書ける内容で、応募先を選んだ理由になっていないためです。どの類型(病院・診療所・訪問看護・介護施設など)の、どんな状態の患者や利用者に、どの体制で関わる職場なのかを踏まえ、自分のどの経験がその現場のどの業務に接続するのかまで書いてください。

夜勤ができないことを志望動機に書いてもいいですか?

志望動機のなかで理由として語るより、勤務条件の欄に数字で書くほうが選考が早く進みます。「夜勤:不可」「月2回まで可」「2027年4月以降は可」のように、可否・上限回数・時期を明示します。志望動機には、その条件のなかでどんな看護を担いたいかだけを書きます。条件と動機を分けると、読み手は条件の一致と人物の評価を別々に判断できます。

人間関係が理由の転職は、どう書けばいいですか?

感情の記述を避け、体制や分担の事実に言い換えます。「師長と合わなかった」ではなく「看護師2名で40床を見る夜勤体制が続き、申し送りと記録に時間を割けなかった」のように書けば、前職の批判にならず、次に求める体制の説明になります。事実と異なることを書く必要はありません。

病棟しか経験がなくても、訪問看護の志望動機は書けますか?

書けます。訪問看護は、自宅で看護師が行う療養上の世話と診療の補助で、医師の指示で動く点は病棟と同じです。退院支援、家族への指導、退院前カンファレンスなど多職種と調整した経験を、在宅で単独で判断する場面に接続して書きます。運転免許の有無とオンコールの可否は条件として別に明示します。

ブランクがあります。ナースセンターへの届出は志望動機に関係ありますか?

関係あります。辞めたらナースセンターに連絡先を届けておくと復職の案内が来ます(努力義務で、罰則はありません)。届出を済ませ、ナースセンターの復職支援研修を受けた事実を「◯年◯月に届出・研修受講」と書けば、ブランクの期間そのものより復帰の準備状況が読まれます。

参考:e-Gov法令検索「医療法」(病院・診療所の区分)/同「介護保険法」(訪問看護・介護施設の区分)/同「健康保険法」(医療保険の訪問看護)/同「看護師等の人材確保の促進に関する法律」(ナースセンター・離職時の届出)/同「保健師助産師看護師法」(看護師の業務)

シェア: LINE B!

条件が複数あるなら、診断で絞り込む

年代・職種・働き方の希望をまとめて答えると、あなたに合う相談先を3分で絞り込めます。この記事の内容は引き継がれます。

無料で診断する

第一関門突破!編集部

日本の転職市場・採用動向を踏まえ、書類選考突破のノウハウを発信

本記事は、採用担当者へのヒアリングと実際の書類選考データをもとに、実践的な観点で執筆しています。 編集方針を見る →